鹿児島産そば粉100%のコシのある本格手打ちそば「蛍」霧島市牧園町

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霧島の大自然に囲まれた山間の長閑な場所で営業されている十割・手打ちそば「蛍」は、約１６年(2017年現在）営業されているという。この辺りは5月頃にはホタルが飛び交う姿が見られるらしく…店名「蛍」となったのでしょう。場所は国道２２３号線みやま交差点から栗野IC・横川IC方面、（関平鉱泉販売所の方向）へ約３㎞のところにあります。少し筋を入ったところにありますが道路沿いに看板があり迷うことはないでしょう。店内は38席＋テラスも26席と広く、家族連れにも人気のようです。気候の良い時期はテラス席でテラスの側を流れる小川のせせらぎを聴きながらの食事は気分も上がりそう。

地元鹿児島県産のそばの実を丸ごと挽いた「全層粉」と霧島の地下300メートルより湧き出る天然水を使い、毎朝店主自ら打つ十割の手打ちそばはコシのあるもちもちした食感。素材にもこだわり試行錯誤の上に完成させた言うそばつゆは蕎麦の風味を邪魔しない程よい甘辛の上品な味。化学調味料、保存料等は一切使用していないようです。

シンプルなざるそばだからこそ、食べ方にもこだわりたい。そば屋によってもその食べ方は好みで変えていけばより美味しく楽しい時間になることでしょう。そうすれば不確かな口コミなどによる蕎麦屋の批評を間に受ける必要もない。「蛍」の鹿児島産１００％の十割手打ち蕎麦の香りとこだわりのつゆを十分に楽しむなら、そばはつゆにどっぷりつけずに、（麺の3分の1程度が好ましいと聞くがそんなことは気にせず）自分好みの美味しいバランスをさがしながら頂きたい…。わさびもつゆに混ぜずに蕎麦にその都度のせて…。きっとその繊細なこだわりも伝わってより美味しく楽しめることでしょう。

「合鴨肉」柚子胡椒で…

「そば湯」　店名・蛍が書かれた器で…

奥にはテーブル席、そして薪ストーブも。冬場は薪ストーブでほっこり温まりながら…。

メニューにはお好み焼きもあり、聞くと家族や複数で来られる方の中にはアレルギーなどにより蕎麦を食べれない方もいらっしゃると、オープン当初からメニューにいれているとのこと。「どうせサイドメニューでしょ！？」と侮ることなかれ、本格手打ち蕎麦屋にも関わらずカウンター前には大きな鉄板が…その本気度が伺えます。神戸でも生活していたという店主が作る蕎麦屋こだわりのダシのきいた本格派のお好み焼きも隠れた人気メニューのようです。